読書記録と雑感

読んだ本とか思ったこととかの記録用

買い物たのしい

なんかけっこう最近は、善くありたい、とかそういうことを考える。だからといって、積極的に善いことをするのも苦手で、たとえばボランティアとかはこそばゆくなってどうにもできない。

 

誕生日に鞄を買ってもらった。私はいつもリュックしか背負わないけど、女子大生とかOLとかがもってるような、書類が入るくらいの大きさの手で持つ鞄。さすがにどこにもかしこにもリュックで行っていい年頃ではなくなってしまってきたし、もう大学も卒業するし。

鞄を買うならここで、とはもうずっと決めていて、そこで買ってもらった。発展途上国に工場を作って、そこで生産して、フェアトレードで輸入しているブランドがある。たぶんそこまでなら、途上国支援としてけっこうそういうのありがちだなってかんじだけど、私がいいな、って思ったのは、そのブランドの創業理念が「途上国から世界に通用するブランドをつくる」となっているところなのだ。実際、デパートに店舗があって商品が並べられていても、ほかのお店と遜色ないくらいにちゃんとしてる。質の良い本革で、作りもしっかりしている。デザインもおしゃれだし、機能性もそれなりにいい。途上国支援とかそういう背景なしに、商品としてちゃんと価値のあるものを作っているというところが甘えがないかんじがして、かっこいいなと思った。

 

そういう話で言えば、最近は吉祥寺のマジェルカという雑貨屋さんもよく行く。このお店は一見普通の雑貨屋さんだけど、扱っている製品は全部、障害のある人が作ったものなのだ。障害のある人が働く作業所で作られたものって、ださくて使わないだろうけど付き合いで買うようなものというイメージがあった。だけどマジェルカはおしゃれだし、実用的で、普通にほしいと思うものを売っている。やっぱそういうのかっこいいと思う。

 

化粧品も、オーガニックだの無添加だのそういうものを使っている。肌が弱くて、薬局とかで売ってるような化粧品が合わないのが一番の理由ではあるけど、動物実験をしてないというのも大きい。(動物実験は嫌うくせに、皮革製品を使うあたりにまだ私の矛盾があるっちゃあるのだけど)

 

わざわざ善いことをするのは、なんか性に合わないというか、そこまでいい人じゃないし、たぶんやっても続かないんだけど、自分に必要なものをどう選択するかというのはそんなにむずかしいことじゃない。経済活動が社会を作ってるなら、善いことをしているようなところにお金をまわしていけば、結果的に善い社会になるんじゃないかなという気もする。自分が稼いだお金が、どういうところに流れていくのかにも責任を持ちたい。

 

そういう気持ちと、本当に実用的なものを売っている善い商売をしているところがうまくマッチしてると嬉しい。それに善いことは継続されることで意味をなすけど、物事を継続するのはとても大変だ。だから実用的であるとか経済上の利があるということは、継続がストレスなくできるという意味ではとても大事なことだなとも思う。