読書記録と雑感

読んだ本とか思ったこととかの記録用

Amanda Guillan "Epistemological Limits to Scientific Prediction: The Problem of Uncertainty"

昨日読んだゴンザレスさんの仲間の人。

 

科学予測は基本的に不確かなものであり、それはなにによるのかの論文。

だいたいは、まあ、そうだよねーってかんじで、それなりに当たり前のこと言ってるけどそれを整理して論じてるという印象だった。

 

Nicholas Rescherの主張を下敷きにしていて、つぎはRescherさんの論文読みたいけど全然pdf落ちてないや、ジャーナルに載ってる論文で大学で契約してないやつって自分でお金払って読むしかないのかな。

 

科学予測の不確実さの要因には制限limitationがある。

科学予測の制限については主に二つの見方ができるとされていて、存在論的なものと認識論的なものがある。

存在論的な見方は実在の世界がどんな風に将来発展していくかが現在の時点では因果的に決定されていないというもので、認識論的な見方は未来は認識的にアクセス不能なものだから私たちは予測のために必要な知識を全ては持ち得ないという見方である。

 

理論の不確実さは理論のinformativenessに依ると言われていて、これは反証可能性の問題と似てると思った。

 

Rescherはカンティアンらしくて、途中で 'principle of question proliferation' っていうのが出てきたんだけどそれはよくわかんなかった。

 

それと自然科学の方が、社会科学に比べて予測が難しくないことが指摘されていた。経済予測とかいうとまた全然違うだろうし、自然科学での予測をとりあえず考えたいな。