読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

読書記録と雑感

読んだ本とか思ったこととかの記録用

卒論の進捗

Wenceslao J. Gonzalezという人の "Scientific Prediction in the Beginning of the "Historical Turn" : Stephen Toulmin and Thomas Kuhn" という論文を読んだ。

スペインの人(?)、ゴンザレスってちょうスペインっぽい。

 

卒論は科学理論による予測について書きたくて、文献を探し中。上の論文は科学哲学に科学史を持ち込んだトゥールミンとクーンにおける"prediction"のそれぞれの用い方、考え方の違いについてのもの。

 

この前、先生に卒論の話したときも、「予測」の表すものについて狭い制限をかけなきゃいかんと言われて「そうだな」と思った。"prediction"という概念は思ってる以上に曖昧だし、そういう意味ではこの論文での議論は役立ちそう。

 

特にトゥールミンの意味論的な予測の分類と認識論的な予測の分類の仕方は面白いなと思った。トゥールミンってあんま知らなかったけど参考になりそう。

 

これから考えなきゃいけないのは上の通り、どういうように「予測」の範囲を狭めるかということだ。ダーウィニズムなんて持ち出せるような状況にしてしまったら意味不明な議論になりそうだし、うまくまとまるように議論の範囲を決めたい。

 

卒論に関して今後進めていかなきゃいけないのは先行研究の文献探しと分析形而上学の勉強がもっぱらという感じになると思う。

 

分析形而上学に関する私の知識は、『ワードマップ 現代形而上学』って本が何年か前に出てとてもいい本で話題になった、くらいしかなかったんだけど、まさにその本をいま読んでいてわかりやすくてびっくりした。どの分野もこういう入門書があればいいのに。